大量流出

動物園の蝙蝠がエアー抽選器の中を飛ぶ籤みたいだった。エレベーターで乗り合わせたお兄さんが私が降りる時開けるボタンを押してくれていたのでお礼を言ったがそれは閉めるボタンだった。閉めるボタンに手を添えていた。「牧野富太郎 なぜ花は匂うか」著者の名前の方が本のタイトルより大きいことあるんだ、と思ったが「牧野富太郎」含め本の名前っぽい。マウスピースを就寝時付けるのが面倒で装着せずに寝てしまう。もうすぐ歯が無くなるかもしれない。風呂に入る前に歯磨きを済ませ髪を乾かし終わった瞬間布団に入り眠るのにハマっている。オーストラリアの甘いお菓子ティムタムが美味しくて夢中で食べた。一生働かず毎日知識を入れ続けたらどうなるんだろう。言葉で元気付けられるのは体調がいいときだけな気がする。戦後の学生の読書と勉強。友人と電話中に突然弾き語りを始めるとウケる。電車の中で読む本を選ぶ時間が何よりも楽しい。本を読んでいると突然自分の顔を見てしまうことがないので助かる。最近は木曜日で死んでしまう。カジュアルな松平、ラフ平。子供が叫んだ「猛スピード」を「more speed」と聞き間違え急ぐ外国人。しちゃだめだけど考えること。みなとみらい駅の長いエレベーター下りに乗った瞬間前の人の背中を蹴る。何人いけるか。誰かが空気階段の鈴木もぐらのことを「社会性の欠如したメルヘンな生き物」と言っていてなりて〜と思った。野菜スープを毎日飲んでいる。ねこあつめのBGMで作業したい。色を1から説明するのって難しくないですか?日中たくさんいる鳩は夜間どこにいるのかと誰かが言っていたがうちのベランダにいる。寝るより楽はなかりけり。「酸素のスペースがあるから、まだ小さくできる」と言われたら私は。面接官と会話のテンポが合わない。中学の時「市民大会」を「庶民大会」と言ってしまったが庶民大会って想像すると面白い。数学嫌いなまま死にたくない。砂場の限界。底のない沼。フグの刺身くらい薄い。アメリカの刑務所。スマホのメモに「無理になったら外国、元気出していこうや」と書いてあった。スキー場で陽気なおじさんが何か言っていて聞き取れなかったからとりあえず笑ったら後でやばい内容だと分かった。「泊めてくれる人ならいくらでも見つけられるわ、冗談よ」と投げキッスしたロシア人美女の自信が凄かった。製作者側が何かを気づかせようとしてることは分かるがいかんせん顔が覚えられないのでは?となってしまう。犯人が顔を出した時の興奮を味わえない。日曜祝日雨の日は休みの小さい書店、最高。ロボットに表情のバリエーションでも負けている気がする。一眠りというのは本当に有効である。駅で左ポケットに小説、右ポケットに新聞を突っ込んで歩いているおじさんがいて良かった。小説の名前を頑張って見たのに忘れてしまった。読書中は潜水してるような気分になる。弟の同級生のお母さんが「楽しいと思えばいいんだよ、かわいいと思えばいいんだよ」と言っていた。彼女のことは好きだが圧倒的なパワーでこちらのなけなしのエネルギーまで吸い取られてしまうのでたまにしか会えないのが残念だ。ありがとうございました。